ぬか漬けの良さを漬物好きが語る話
こんにちは、ODNです。
今回は白米のお友達、漬物のお話!私は漬物が大好きです!
どれくらい好きかと言うと、漬物をおいしく食べるために米を用意する。メインは漬物であり、米はそれを引き立てる名脇役。それくらい私が食事をする上で重要なポジションであり、愛している食品です。
ぬか漬けのススメ
どの漬物も好きですが、中でも好きな物、それは
ぬか漬け!!!!
マイぬか床でせっせと野菜を漬けています。
ODN作ぬか漬け
きゅうり、カブ、なす、人参、どれもおいしいし大好き。定番は勿論のこと、変わり種のぬか漬けも好きです。浅め濃いめ、どちらもおいしいですが、私は浅めが好き。
幼少期から食卓には必ず漬け物、特にぬか漬けがありました。母がつけてくれるぬか漬けが大好きで、今でも私的ナンバーワンぬか漬けは母のぬか漬けです。
発酵食品
ぬかを乳酸菌発酵させたものに野菜等を漬け込むので、ぬか漬けは発酵食品と言うことになります。
発酵食品。そう聞くだけでもう栄養が豊富で素晴らしいものに感じますよね。
実際、ぬか漬けは大変素晴らしい食品です。栄養の宝庫。
漬けた素材が持つ元々の成分に、ぬかの持つ栄養素であるビタミンや酵素等が染み込み、栄養レベルが更にパワーアップします。
世界でただひとつのぬか床
各家庭、お店によってぬか漬けの味が違うなと思ったこと、ありませんか?
それは、漬けている人によって、ぬか床自身が様々な成長を遂げているからなんです。市販のぬか床を使っているとしても、漬ける人によってそれぞれに味が変わります。
何故味が変わるのかというと、それは人の手が持つ常在菌が要因。
ぬか床のお手入れとして、ぬか床を混ぜるという作業があるのですが、この時、素手でそれを行うことによって、自身の常在菌がぬか床に入り込み、ぬか床がその菌と一緒に成長していきます。その人にとって足りていない菌を補うように、ぬか床が成長していくんですね。それ故、味が変わる。
自分のために日々成長する、ただひとつの特別なぬか床。ぬか床は生きている。面白いですね。そう思うとぬか床に対して愛着が生まれます。私は密かにぬか床に名前までつけてます。ね、ベスティ。
そんなわけで、ぬか床のお手入れは素手で行うことが推奨されています。
注意
怪我をしている、手荒れを起こしやすい、ネイルをしている等、素手で混ぜない方が良い場合もあります。その時は無理せずビニール手袋やヘラなどを使いましょう。
健康にも美容にも
植物性の乳酸菌なので、生きたまま腸に届きやすく、善玉菌の餌となってくれて腸内環境を整えてくれると言われています。とても優秀ですね。
塩分にご注意
漬け過ぎると、当然ですが塩辛くなります。
夏の塩分不足に、と自分であえてそのコントロールをしているなら良いですが、塩分の摂りすぎはよくありません。漬け時間にはご注意です。もし塩辛くなってしまった時は、水につけて塩抜きをしましょう。
おすすめの食べ方
シンプルに白米のお湯漬けで食べるぬか漬けが好きです!
鉄瓶で沸かしたまろやかなお湯を使って食べる贅沢お湯付けがもうたまりません。幸せを噛みしめる瞬間です。
優しい糠の味と香りが、お湯漬けと合わないわけが無い。
鉄瓶で沸かしたお湯の良さについて語っている記事はこちら
普通に沸かしたお湯との違いを書いている記事もご参照ください
他には、少々邪道かもしれませんが、浅めのぬか漬けに醤油ごく少量、鰹節少々かけて食べるのも好きです。
どれもちょっとずつなので塩辛いこともないし、どの香りも味も消えません。おいしい。
日々の手入れ
混ぜるだけです。
私はぬか床を冷蔵庫で管理していることと、使用している糠が毎日混ぜないでも大丈夫なものなので、週に一度混ぜればOK。
(しかし何だかんだ気になって、野菜を漬けていようがいまいが毎日様子をみています)
常温管理、自分でぬかを作っている等の場合はまた違うと思うので、環境に合わせて混ぜる頻度を考えていくといいと思います。
また、混ぜる時には糠自体の状態のチェックもしましょう。水分が多すぎないか、変な匂いや色になっていないか、パサパサ過ぎないか。その時の状態によって糠を足したり、水分を除去したり等してあげてくださいね。
まとめ
ぬか漬けは栄養豊富な素晴らしい発酵食品である!!
そしておいしい!!!!!
これを書きながらももうぬか漬け食べたくなっています。
今はナスを漬けているので、できあがりが楽しみ。
(ナスが綺麗なまま漬かるためには釘や市販の鉄たまご等、鉄を入れると良いです)
夏には熱中症対策の食品の一つとしても注目されています。
ぬか床の成長を漬物とともに感じながら、今後も引き続き色々なものを漬けていこうと思います。