お気に入りだったスマホゲーがバレンタインにサービス終了した話
こんにちは、ODNです。
バレンタインでしたね!チョコ!あまぁぁい!!!!
そんなバレンタインですが、スウィートな甘い話ではなく、今回は、いつか終わりを迎えるかもしれないソーシャルゲームの話。ほろ苦い別れ。
サービス終了
家族や友人、恋人、周りの人へ、互いに愛や気持ちを伝え合うその日、私はとある別れと直面しておりました。以前私が熱心に遊んでいた、世界を救うことを題材にしている乙女ゲー的なソーシャルゲームの一つが終わりを迎えたのです。
ソーシャルゲームのプレイヤーにとって、出来れば聞きたくない言葉。サービス終了。
私は静かにそのお気に入りのゲームの終わりを迎えていました。
※自己紹介記事内で現在プレイしているゲームの中には挙げていません。とある時期からプレイしてない為です。
そのゲームのどこが好きだったか
私の中でのそのゲームの好き要素の割合は
- シナリオ8
- キャラの設定1
- イラスト1
以上の割合で、ダントツでシナリオが好きでした。
そのシナリオへの愛を語り出すと記事が10個くらいないと足りないレベルに溢れてしまうので割愛しますが(事実、ほんの少し愛を書いてみたら軽く6000文字を超えたので、我に返りそっと消しました)、非常に良く出来たシナリオだったのです。
メインは勿論、イベントストーリー、敵側の話(世界を滅ぼそうとする側)、各登場人物にまつわる話、全てがとても緻密に描かれていました。
そのゲームはメインキャラがとにかく多く、その上それぞれに物語があるのですが、どれも手を抜くことなく描かれており、繊細な心の移り変わり、行動、何故あの時このキャラはこうしたのか、などなど、読めば読む程、その世界に吸い込まれていくような力がありました。
何故続けなかったか
大型アップデートの期間が長すぎて、その間に違うゲームにハマってしまったからです。
当初、ゲーム全面リニューアルをする為に2~3ヶ月程度のアップデートを行うとアナウンスが入りました。その期間だけでも結構な大掛かりアップデートです。しかしそれが1ヶ月、2ヶ月と伸びていき、最終的には半年以上も延長。気が付けばサービス稼働期間よりもアップデート期間の方が長いということが起きていました。
アプデ明け
その頃にはすっかり騎空士になっていたODN。
あのゲームのアプデがついに明けたよと聞いてはいましたが、お空での戦いに明け暮れていたので、私自身がログインをすることはありませんでした。
そして人づてに聞こえてくるアプデ前と後の違い
前
- シナリオが素晴らしかった
- 人間関係がリアリティに溢れいてる
- キャラがきちんとそれぞれの個人として独立していたし、主人公の為ならどんなに己の欲望があったとしても、主人公を優先してライバル同士利害を一致、協力体制を築きあげる
後
- システムがかなり変わった
- シナリオも手抜きになった?
- 人間関係はあまり反映されてない?
- 男性キャラが常にヒロインの取り合いで、自分のものにする為ならなりふり構わないという欲望への忠実ぶり
私は実際にプレイしていないので、これらは全て伝聞です。しかしこれを聞いただけでも今までのあのゲームと言うよりも、最早別ゲーと言った方が早いような、そんな風にも思えました。特にヒロインへの接し方がプレイヤーすらもついていけない、ついて行きにくいという声を聞いた時には、本当にそのゲームだろうかと耳を疑いました。
※勿論そうではないという意見もあるとは思います。友人たちのプレイ時の感想を聞いた話で、私が感じた意見を言っているだけなので、少数の意見かも知れないと言うことはご了承ください
そしてそれらが要因となったのか、長期間のアプデが要因となったのか、はたまた他のことか。理由が何かは分かりませんがリニューアル後、わずか数ヶ月で、サービス終了のアナウンスが入ったのです。
反省
私が大好きだったあのゲームは、もうなくなってしまったのかな。アプデ後はいわゆる改悪ってやつだったのかな。きっとアプデ後だって素晴らしいところは沢山あったはずだよ。運営側だって長期間のアプデは大変だったろうに、非常に残念だ。
そうしんみりしていましたが、はたと気付きました。
そう言えば私は、このゲームのこんなところが好き!愛しています!!と相手(運営)に伝えていただろうか、と。
アプデ明け後にプレイをしていない自分が、何か苦言的なことを申し立てるつもりは一切ないですし、その資格もないと思っています(寧ろ感謝はあれど、苦言などありません)
しかし、愛を伝えることはアプデ前でも後でも、いつでも出来たんじゃないのかと。
ご意見ご感想はこちら、というあれを通してでも、アンケートの時でも何でも良いのです。このゲームはここが素敵だ、素晴らしい、これがあるからプレイしている、など、自分が如何にそのゲームを好きか、どこがそのポイントなのかをきちんと伝えてなかったように思うのです。
その気持ちを早く伝えていれば、その声が大きくなっていたら、もしかしたら運営側に届いて、とても上手く行けば何かしら反映されたことがあったのではないかなと。こんな風にプレイヤーと運営側の思いがすれ違う事がなかったのではないかなと考えました。
こんなのタラレバな話ですし、過去のことを今更あーだこーだ言うのはあまり好きではありませんが、反省は別です。
人の思いは、言わなければ明確に伝えられません。
言わなくても分かれよ、なんてゲームにおいては無理です。言わないでわかってくれるなら攻略対象は皆ODNと最初からハッピーエンドを迎えてます。
その熱く滾る思いを、きちんと伝えられなかった。この点において、ファンの端くれを名乗る身として、大変な落ち度であったなと反省しました。
まとめ
思いは、愛は、伝えるものです。
伝えたい、聞いて欲しい気持ちがあるならば、それはちゃんと相手に伝えなければ、相手は分かりません。
ゲームで、サービスが終了したとしても、もしかしたら他の媒体で、違う形でまた再会できることだってあるかもしれません。その為に声を上げるというのは重要なことです。
アンケート、問い合わせ、手紙、電話、メール、直接面と向かって、色んなツールがあるのです。伝えましょう。なくなってから、いなくなってからでは遅いのです。
お誂え向きに、日本には思いを、愛を伝えやすい日があります。
そう、それがバレンタイン。
なので私は、甘いチョコもグツグツでろでろに溶けるであろうこの熱く滾る思いを、今までのサービスに対する感謝を、あのゲームの運営様に送りたいと思います。
ここでも一つ、愛を叫んでおきましょう。
今までありがとう。プレイしたことをずっと忘れないし、ずっとずっと大好きなゲームです。
今後も応援し続けるし、違う形でもまた再会出来る日があるなら、その日を楽しみにしています。素晴らしいゲームと出会わせてくれて、本当にありがとうございました。
愛について考えたODNの今年のバレンタイン。感謝と反省でもって、今後に生かしていきたいと思います。
皆さんのバレンタインはいかがでしたか?素敵な日を過ごされていたことを、心から願っています。